中国 雲南

中国 雲南旅行記

2008/3/2 ~ 2008/3/10

目次


目的地探し

理想郷シャングリラへの道

2004~2005年の大連出張時に、私はシャングリラホテルに泊まっていた。当初私はシャングリラというのは想像上の桃源郷のことをさしているのだと思っていたしかし、現地の同僚に「シャングリラというのは、本当に存在する場所だ」ということを教わって興味が出た。
調べると、雲南省に"香格裏拉"という地は確かに存在するらしい。ただ、もともとは小説に登場する地名でしかなかったのを、中国地方政府が中甸県という場所がモデルだと主張して無理やり?その名称に変更したという経緯なのであった。

それでもそういう場所をいつか見に行ってみたいという思いが生まれた。このたび香港に住むことになり、あわせて行きたかった雲南省の麗江へのアクセスもしやすいので機会を逃さぬよう行ってみることにした。
せっかくの雲南なので、バックパッカーの沈没地として名高い大理と、省都の昆明にも顔を出すことに。どの程度楽しめるのかわからないので、(オフシーズンということもあり)帰りのチケットは帰りたい日が決まったら現地で購入することにした。

<計画と実績>

高山病懸念で高い場所への移動を取りやめたのと、予定より目的地を早く回ることができたのと、旅行に食傷してきたことで予定よりずいぶんと早く旅程を終了した。
予定 実績
3/2 香港→深圳→麗江 MU5760  SZX  17:55 LJG  21:55 香港→深圳→麗江 夜22時着
3/3   街 & 白砂   街 & 白砂
3/4   玉龍雪山 → 虎跳狭 トレッキング
3/5 → 香格里拉 5h 虎跳狭 経由  → 香格里拉 トレッキング 大亀山公園  松賛林寺
3/6 (中甸) 大亀山公園  松賛林寺 ナパ海 → 大理(夜行) 崇聖寺三塔 街、周辺の街
3/7   梅里雪山? → 昆明 黒龍譚公園
3/8 →大理7h(夜行?) 崇聖寺三塔 街   大観公園、西山森林公園、街
3/9   周辺の街   石林、九郷風景名勝区
3/10 → 昆明5h 街 & 大観公園 昆明→深圳→香港 午前便
3/11   九郷風景名勝区    
3/12   西山森林公園、石林?    
3/13 昆明→深圳→香港 午前便で帰る    
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Rating

星の数はお気に入り度(5段階)
  • 麗江★★★★
  • 白沙★★★
  • 東河古鎮★★★
  • 虎跳峡 トレッキング★★★★★
  • 香格里拉★★
  • 大理★★★
  • 昆明★★
  • 石林★★★
  • 九郷風景名勝★★★

    旅のデータ、予算など

    為替レートのおよそ(2008/3)
    中国元 ≒ 14.3 円

    バブル経済に伴い観光地の入場料や施設利用料金が以上に高騰している。日本の観光地に当てはめても高いような値段を支払っている多くの中国国内観光客を見るにつけ、経済の勢いを感じた。
    安宿、ご飯は安い。昆明のような都市や大理や麗江のツーリストエリアは当然高めであるが、それでもまだ安い。宿は平均一泊400円、ごはんは 200円程度におさまった。交通費は石油の高値もあるし、こんなもんだろう

    <交通>

    飛行機

    深圳 → 麗江 全込み 800元(中国東方航空 昆明乗り継ぎ)
    ネット旅行業者で購入
    昆明 → 深圳 全込み 830元(深圳航空) 現地旅行代理店で購入

    香港から中国国内便は予想以上に路線が少なく値段も高い。
    従って、接している本土の深圳から飛ぶことに。
    深圳発のチケットを買うのにやや苦労した。

    中国系の航空会社の公式サイトやチケット予約サイト
    例1 http://english.ctrip.com
    例2 http://www.elong.net/
    では英語は用意されているもののいざ予約が取れて VISAで支払い、というところで中国本土の銀行が発行したクレジットカードでないと支払えないというどんでん返しが待っていて、何度も泣かされた。支店が本土の各地にある HSBC のでもだめ。

    そして探し出したのがここ。
    http://www.bejapan.com/air/defaulta.asp
    ここなら普通の VISA で OK。手数料3%取られるがしょうがなかった。

    その他バスなど

    香港→深圳→深圳空港 電車33HKD + バス20元
    麗江 → 虎跳峡 15元
    虎跳峡 → 香格裏拉 25 元
    香格裏拉 → 大理 79元くらい(夜行)
    大理 → 昆明 75元
    などなど

    <持ち物>

    バックパック: デジタル一眼レフカメラ*1(メモリ 2GB+1GB レンズ*2 17-50mm/F2.8,50mm/F1.7、充電器)、服(下着2日分、トレーナー、保温下着、スリッパ、フリース、セーター、手袋、本*2、ガイドブック*1、サングラス、ひも、石鹸、日焼け止め、リップクリーム、シャンプー、剃刀、腕時計(防水、アラーム)、日除け帽子、毛糸帽子、証明写真*3、現金30$、人民元500元、クレジットカード(VISA)、日記ノート、ペン*3、筆談用紙*n、超ミニライト、ウェットティッシュ、おりたたみ傘、ミニリュック、WZERO3AdvancedES+充電器

    持って行けばよかったもの

    レンズクリーナー ← カメラのレンズ掃除
    望遠レンズ ← やはり75mm(35mm換算)では足りないシーン多い
    シャンプー、洗剤 ← なくてもいいが、あると心が豊かに?
    保湿クリーム ← 意外と乾燥&日焼け止めでかさかさ
    マイ箸 ← いつも出される消毒割り箸が毒性が懸念されるため
    イヤフォン ← WZERO3 でちゃんと音楽聴きたかった

    PDA をお供させること

    今回初めて旅に WZERO3 Advanced ES をお供させたが、大活躍。音楽聴いたりデジカメ代用にしたり、ネットで調べた旅情報を保存したのを見たり、旅行記を書いたりゲームをしたりと、眠れないときや移動時間、待ち時間が余ったときなんかに大活躍した。読書と違って光が不要なので夜行バスとかでも使えるのもよい。
    無線 LAN が使える機会が少なくても、携帯電話としては無能でも、次回も持ってゆくに違いないと思う。